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Channel: YASUのキャンプ行くべぇ~?
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秋の北海道を走る上での注意点

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まずは先日の胆振東部地震で被災された皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
しばらくは大変な状況が続くと思いますが、皆で力を合わせて頑張っていきましょう。

さて、私のバイクでのキャンプツーリングシーズンもあとわずかとなりました。
今月いっぱいがいいとこでしょうね…

そこで、秋の北海道を、ま、車もそうなんですが、特にバイクや自転車で走る道外の皆さんに向けてのワンポイントアドバイスです。

それは 「海水にご注意を!」 ということです。

北海道は魚がおいしいです。
漁業は北海道の主力産業です。
特に8月にサンマが獲れるようになり、そして9月になってこのサンマや秋サケが最盛期を迎えると、たくさんの水揚げがされます。
それらの魚は水産加工場へ運ばれるわけです。
大きな漁港のある街では大きな水産加工場がいくつもあります。
そこまで運ばれる陸送の段階で、たくさんの海水が道路にこぼれ落ちます。
鮮度を保つために、海水の氷水を水槽に作り、そこに魚を入れて運んでくるのです。

ここ釧路を例にすると、国道44号・272号・240号・38号。そして道道53号と、ほとんどの幹線道路はこの運搬に使われています。
あまり通ってないのは釧路・弟子屈間の国道391号くらいでしょうか?
なのでこれからの時期、晴れているのに道路が濡れていたら、それは海水だと思ってください。
漁港近くの街中はもちろんそうですが、遠くから運ばれてくる途中の交差点や工事などで片側交互通行になってる所。そしてカーブの急な山間部などです。
信号で赤になってブレーキでザバー…
青に変わって発進でザバー
コーナーでは遠心力でザバー…
片側交互通行で止められて、わざと急ブレーキをかててばらまく…そんな状況を見たこともあります。

そして、これはただの海水ではありません。
魚のネロネロが溶け込んで出汁がきいてますので臭いですよ~…

更には、晴れているときは直ぐ蒸発していきますのでまだいいですが(乾いていても匂いますが)、エキスが消えることはありません。
アスファルトの目地に溜まって、ひっそりとその時を待っているのです。
そう、雨です。

雨が降ってきて路面がウェットになってきたら…説明しなくてもおわかりいただけるかと思います。
ライダー、チャリダーは体がむき出しなのでね…
酷いときは、ヘルメットのエアーダクトから入り、頭まで生臭くなっちゃいますよ。

せっかく来てくださる方々へ悪い印象を持ってもらいたくないのでね…

ちなみに、僕は8月末からはこれらの道路は極力走りません。
雨の日は論外です。


そんなことをちょっと頭の片隅に置いて北海道を楽しんでもらえたらなと思っております。






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