24日から二泊三日で道北の旅を楽しむ予定だったが、アメリカ製バイクのトラブルによりそれは500kmの日帰りツーリングと化したのだった。
とりあえず、無事自宅まで引き返すことができたのでよしとしなければならないのだが、このアメリカ製バイク、ライディングポジションの関係で股関節がけっこう疲れるのと風圧もまともということで、それはそれは非常に疲れたのであった。
昨日の25日、朝目覚めると前日のダメージがまだ残っており生気を失っていたが、昼を過ぎてから、やっぱり近くでいいからキャンプに行こうと決心したのだ。
アメリカがダメでも俺にはドイツがあるのだ。
こうなったらアウトバーンの風を感じてやろうではないか!
そう言いながら非常にまったりとしたスピードでキャンプ場に向かう。
天気はいい。
もし、トラブルがなければ今頃は利尻富士を眺めながら走っていただろうか…
まあ、気持ちよくキャンプができれば走る場所はどこでもよかったんだけど。
(藻琴山展望台から屈斜路湖を眺める)
久しぶりにこのバイクに乗って、改めてその良さを知る。
パワーに余裕があるし、クッションも良くて(昨日のバイクはクッションがない感じ)疲れ知らずだ。
カウリング効果もあって、天候に関わらずどんなところにでも連れていってくれそうなツアラーとしての頼もしさを感じるのだ。
呼人浦キャンプ場には午後4時ころ到着。
テントを立ててから近くの網走観光ホテルのお風呂に行った。
今回、いつも持ってくガソリンストーブを止めて固形燃料にしてみた。
荷物を減らすための試みとして…
ロゴスのポケットストーブに100均の25gの固形燃料の組み合わせ。
一応、ガスも持った。
写真のようにスキレットで焼肉をやってみたんだけど、一人でやるなら25gの固形を二つ使えば、やってやれないことはない。
でもちょっと心細いというか、元気がない感じ。たぶんカップラーメン用のお湯を沸かすのは無理だろう…
この日はライダーだけでも20組は居ただろうか?
ここはライダーには人気がある。
無料っていうのが大きなポイントだけど、ロケーションは最高だし、お風呂もコンビニも近くにあるからね。
ただし、国道沿いにあるので車の通行音はそれなりに。
また、線路も国道に沿ってあるけど、列車に関してはそんなに頻繁に走ってるわけではないので、これはこれで趣があるかも…
一夜明け、アウトバーンの風を感じながら相変わらずまったりとしたペースでバイクを走らせる。
やっぱり一日の走行距離は250kmくらいが自分のペースなのかなと改めて思う。
太陽の光を浴びながらそんな距離をまったり走らせていると本当に気持ちがいい。
連休初日の疲れが残っていて、まだ腰が痛い…
でもやっぱりキャンプツーは楽しく、また行きたいと思うのである。
(美幌付近のじゃがいも畑にて)