3泊4日でキャンプツーリングに行ってきました。
夏を締めくくるお盆ツーリング。
と言っても、今年の北海道に締めくくるほどの夏は来ませんでしたけどね。
遥か遠くに去り行く夏を追いかけるお盆ツーリングの行方はいかに…!
【2018/8/17(金)】
午前9時30分ころ家(釧路)を出た。
昨日までの雨が回復していく天気予報ではあったが、朝はまだ霧雨っぽい感じ。
空模様を見たりカッパを着たりしてるうちにこんな時間になってしまった。
本日の目的地は富良野方面。
15日から6日間休みを取ったので、えりも岬の百人浜オートキャンプ場からスタートして4泊くらいの計画を立てていたのだが、まあどこかで雨はあるだろうなとは思っていたけど、案の定、その雨で変更を余儀なくされたのである。
百人浜は今回行きたかったキャンプ場の一つだっただけに、なんとも残念である。
道東道に乗るとけっこうな降り方の雨となった。
「回復傾向?ぜんぜん普通の雨だよ、これ…」と思いながらバイクを走らせる。
この辺りは割りと近場なので、移動と割り切って目的地のキャンプ場だけを目指す。
(新得のそば畑をバックに…狩勝峠方向の空模様が明らかに怪しい)
十勝方面まで来ると雨は治まってきた。
しかし、これから行く狩勝峠方向の空は何とも怪しげである。
(富良野から中富良野方向へすすむ)
狩勝峠を無事に越え、富良野へ入ると青空が広がってきた。
しかし、この右手側にそびえ立つ十勝連峰にはまだ重たい雲がかかっている。
これから行こうとしている中富良野の星の見える丘キャンプ場だかも完全にその雲の中のようだ。
そこで、少しでも天気の良さそうな上富良野にある日の出公園キャンプ場に変えたのだ。
この二つのキャンプ場、どちらも人気はあるが今回特に行きたかったわけではない。
星の…は以前一度行ったことがあって、ここはライダー専用サイトがあり、着いた順に奥からテント床が決められてしまうというシステムになっていて、自分でどこに張ろうかと迷う楽しみがない。
やはりキャンプというのは、着いてからロケーションやら、ここは周りより低いから雨が溜まるとか、便所からの距離・炊事場からの距離を巧みに計算し、それに風向きがどうだなどなど、そんなことを過去に経験してきた膨大なデータを元に最適に思える場所を見つけ出すことから始まるのだ。
これならキャンプツーリングの中継基地と割り切って日の出公園のほうがいいのか?
ただ日の出は混むんだよ…
どっちにしても釧路から一気に日本海に出るのは距離的にちょっと辛いので、やはりこの辺で一泊しなければならないのである。
テントを立ててからお風呂や買い出しを済ませてキャンプ場に戻ると、更にバイクの数が増えていた。
その後も順調に(?)増え続け、この左横に管理棟があるのだが、その横にもズラリと並んだ。
それにしても、バイカーから自転車から車のファミリーと、よくも集まったものだと思うほどの賑わいぶりである。
もっとスゴい激混みも経験してるけど、さすがの人気キャンプ場である。
(焼きそばで軽く一杯やりつつ、今晩はジンギスカンでもやりますか…)
あちこちでくしゃみやら、悪い咳をしてるキャンパーも多い。
今年の北海道の天気の悪さを考えればうなずける話なのだが、それにしても今日も寒いのである。
もうお盆だから夜が寒いのはわかるけど、昼間は暑くなるくらいになってもらわないと困るよね、ホント…
それにしても、このお祭りのような状態はなんなんだ?
みんなもこれを楽しんでいるようである。
まあ、自分もこうやって泊ってるわけだから人のことばかりは言えないんだけどね…
行列ができてたからとりあえず並んでみた…
人が人を呼ぶ…そんな感じなのだろうか…?
そんなことを考えていたら、いつの間にか眠りに落ちていた。
つづく