Quantcast
Channel: YASUのキャンプ行くべぇ~?
Viewing all articles
Browse latest Browse all 199

´18⑩ 晴れ?いや、雷雨ですキャンプツー(その3)

$
0
0
真夜中の後片付け…たいへんでした。

ようやくまた寝袋にもぐり込んだもののなかなか眠ることができず、頭にくるやら反省するやら…
来年はソフトクーラーボックス禁止令だなとかね…

そしてようやくうとうととしてきた時、今度はいきなりテント全体が一瞬ピカッと強烈に光り、そのすぐ後にド・ドドーン…ドワーンゴロゴロゴロと雷鳴が響き渡ったのです。

近いぞこれ!

たて続けに何発かきて、ヤバい雰囲気。

雷って本当に怖いんですよ!
私の中では、雷=脳天に落ちる=死…というイメージでして…
普段、凄まじい雷を経験してませんからね。
北海道人ってこういう方多いと思うんですけど、どうなんですかね?

とにかく、急いでカッパを着て、すぐ横の管理棟に避難しましたよ
その後、雷は鳴るわ土砂降りになるわ、管理棟の窓から外を眺め、ただ静まるのを待つばかり…

嵐が過ぎて行き、薄くなってきた雲の奥に見える空はもう薄っすら白みかけてきてました。
遠くでまだゴロゴロと音がしてる中、テントに戻ったのが午前5時半。
普段ならそろそろ起きる時間ですが、今日はもう帰るだけし、少し眠ろうと私は思ったのです。

それから、ふと気がつくと午前7時。
先程の嵐がうそのような快晴の空が広がっていました。
周りはけっこう雨が溜まっていましたが、テントの部分だけは大丈夫
朝食を済ませてから濡れたテントを乾かしたり、撤収作業開始です。

撤収完了が午前10時半。
ところが朝の快晴の空はどこへ行ってしまったのやら…
またもや怪しい雲が空を覆ってきました。

またかよぉ~…

このツーリングに出てくるときに雷注意報が出ていましたが、やっぱりずっと不安定な状況が続いていたんでしょうね。
しかも高い山ほど不安定なようで、岩尾内湖が既に大雪山系の近くな上にこれから行くコースが、愛別通って?、層雲峡通って?、大雪湖通って?、三国峠通って?…
北海道の屋根を突っ切って走るわけですから、もう最悪です。

どう見ても、どんどん悪い雲の方向に向かって行ってる感じです。
頼むから脳天だけは避けてくれと祈りながら、でも心は平静に…

愛別では路面一面がヒョウでした…

それでも微妙にピークを外してるのか、土砂降りの中を走ることもなく、なんとか三国峠までやって来ました。



イメージ 1

(三国峠…ここまで来ると怪しい雲もほとんどなくなり)



イメージ 2

(三国峠といえばこのカット)


糠平湖に立ち寄り一枚。



イメージ 3

(相変わらず不安定な空…糠平湖にて)


糠平と言えばタウシュベツの沢にある旧国鉄の橋梁が有名ですが、他にも所々にあります。



イメージ 4


ここまで来れば、家まではあと2時間ほどの道のり。

時々ポツポツと雨に打たれながら考えましたね。
どうやら天気悪い所をめがけて走ってきたみたいです…
初めは、屈斜路湖の和琴に車で行って連泊してダラダラ過ごそうかなとも考えたんです。
釧路方面はずっと天気良かったようなので、その方が良かったのかなとか…
やはり車はいいなとか…

和琴はテント床こそ所々芝もありますが、基本的に砂というか細かい砂利というか、歩くとザクッザクッと音がしまして…
で、テントの中に居ると、こういう音ってけっこう大きく聞こえてくるものです。
キャンパーにもそれぞれスタイルがありますから、早朝でも夜遅くでも問わず、割りとザクッザクッ、ザクッザクッとね…

まあ、それだけを比較するつもりもないのですが、今回行ったこの二か所のキャンプ場は、とても静かな時間を過ごせました。
岩尾内湖は強風で白樺の木がざわめいていましたけど。
でも、その葉のザワザワした音がまたいいんですよ。
キツネはダメですよ!

天気はイマイチ?でしたけど、結局は行ってよかったんだという思いがじわじわこみ上げてきたのでした。
そして、バイクで行くキャンプツーリングは車とはまた違った趣があるのだと…


さて、北海道のバイクでのキャンプツーリングの季節も終盤に近づいてきました。
朝晩の最低気温が10度を下まわってくると、やはり、ちょっとお気軽ではなくなってきますもんね?
バイクでにしろ、車でにしろ、あまり寒くならないうちにまたどこかへ行きたい…
そんなことを考えています。









Viewing all articles
Browse latest Browse all 199

Trending Articles